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 流産って??

悲しいことはあまり書きたくないけれど・・・、でも実際のところ流産て決してめずらしいことでもないんです。
全妊娠の1割、妊娠に気付かないうちの流産を含めば2割近いと言われてます。
そして何より・・・、たった数週間でも確かに生きた命のあったこと、決して忘れてほしくないから、たくさんの人に流産についての知識をもってもらいたいです。


流産とは・・・


流産は、胎児が子宮内で死亡してしまう、もしくは子宮外に出てきてしまうことによって妊娠が途絶えてしまうことをいいます。
22週まで、正確には21週6日までは流産といいます。
中でも妊娠初期(妊娠15週まで)は胎盤が完成されていないためもあり、流産が起こりやすいと言われています。

流産は大きくふたつに分けられます。初期(妊娠15週以前)の流産と中期(胎盤完成後の妊娠16週以後)の流産では違いがあります。
流産のほとんどが初期の流産です。そしてそのほとんどが胎児側に原因があると言われています。
一方、中期の流産は比較的少なく、その原因は母体側であることが多いです。



流産の原因


流産の多くは原因不明です。おそらく多くは胎児に何らかの問題があったため、死亡してしまったものと考えられています。つまり、防ぎようのないものなのです。
以下に考えられる原因を記します。

胎児側の原因
受精卵に問題があったり、染色体異常や原因不明の異常で胎児がうまく育たず、死亡してしまう。

母体側の原因
子宮の奇形、子宮頚管無力症、母体の合併症、強いストレス、お腹を強く打った時など。

夫婦間の原因
夫婦間の血液型不適合、HLA型などの組織適合性に問題があるなど。



流産の予防


上にも書きましたが、流産のほとんどは胎児側に原因があります。つまり防ぎようのないものなのです。
でも流産が起こりかけ(切迫流産:下で説明してます。)の時には、多少の出血や腹痛があっても、赤ちゃんが元気に発育していれば安静によってほとんどが流産を免れることができます。
つまりは・・・、無理をしないこと、安静を心掛けることで防ぐことのできる流産もあるということです。



流産の状態


切迫流産

文字どおり流産が切迫している状態です。
下腹部の痛みや少量の出血がある場合もありますが、子宮口は開いていません。

赤ちゃんが元気であれば、安静と治療で流産をくい止めることができます。

進行流産

切迫流産が進行してしまうと、子宮口が開きはじめ、子宮内のものが一部外に流れ出てきてしまいます。
こうなると、もう流産をくいとめることはできません。

不全流産

流産が進んで、子宮内のものが大部分流れ出てしまった状態です。
しかし、まだ完全に出てしまったわけではなく、一部は子宮内に残っています。

完全流産

胎児と胎盤を含め、子宮内のものが完全にでてしまった状態です。

稽留流産

子宮内で胎児は死亡しているものの、出血や腹痛などの症状はありません。

化学流産

妊娠検査薬では陽性が出るのに子宮内に胎児が確認されない状態。
出血や腹痛などに伴い、胎児が確認されないままに検査薬でも陰性になります。
気がつかれないことの方が多いです。




流産の治療


切迫流産の場合は、安静が一番です。入院して安静が必要な場合と自宅安静ですむ場合があります。
入院中は症状によって止血剤の内服や点滴、時にはトイレや洗面なども制限され、ベッド上で絶対安静になる場合もあります。
自宅安静の場合はトイレや洗面、軽い家事などは行えますが、力仕事や長時間に及ぶ家事は家族に手伝ってもらう方がよいでしょう。
基本的には外出血がなくなれば、流産の危機は脱したことになりますが、出血が子宮内に血腫(血のかたまり)として残ってしまう場合もあります。その場合は血腫が吸収されるまでは流産の危機を十分には脱していないと言えます。いったんおさまっていた外出血が再び起こることもありますが、子宮内に残っている古い血液が出てきているのなら、しばらく様子をみることになります。新しく出血がなければ徐々に血腫は小さくなってきます。
基本的には軽い腹痛や少量の出血があっても、超音波検査で赤ちゃんの心拍が見え、順調に発育しているようなら安静で流産の危機を免れることができます。

流産となってしまった場合は、子宮内のものが完全に出ていなければ、子宮内掻爬術を行います。とても悲しい処置ですが、いつまでも子宮内容物をとどめておくことは、ずっと出血が止まらず、また時には子宮内で感染を起こし、最悪の場合子宮を摘出しなければならない場合もあり、とても危険です。
流産のほとんどが初期の流産です。そしてそのほとんどが胎児側に原因があると言われています。

一方、中期の流産は比較的少なく、その原因は母体側であることが多いです。
子宮内で胎児が死亡してしまうこともありますが、胎児が外に出てきてしまったために起こるものもあります。
中期に子宮内で胎児が死亡してしまった場合には、陣痛促進剤を用いた処置をします。つまり人工的に陣痛を起こし、経膣分娩をするのです。



そのときパパは・・・


「流産ですね。」・・・そう言われてしまったら・・・、ママだけでなく、パパだって同じくらいショックですよね。
赤ちゃんが死んでしまったなんて信じられない気持ち、パパもママもきっと同じです。
「処置をしたくない。」 もしかしたらママはそう言うかもしれません。
だけどパパ! そんな時こそしっかりママを支えてあげて!
いつまでもお腹の中に赤ちゃんをおいておくことは、ママの身体にとって危険だということをパパがしっかり理解してください。

ママが処置を終え、麻酔から覚めた時、病院の白い壁しか見えなかったらママはまた悲しい気持ちになっちゃいます。
そっと顔をのぞきこんで、頑張ったママを心の中でいいから、いっぱいいっぱい誉めてあげてください。

そしてたった数週間でも確かに生きた命のあったこと、パパだって決して忘れないであげてね。





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妊娠前〜妊娠初期にかけて葉酸はとても大切です。次の妊娠にむけても…、ぜひ摂取してくださいね。

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初期流産、中期流産、習慣流産について分かりやすく書かれています。

作者は4回の流産経験のある妻をもつアメリカ人科学ジャーナリスト。患者視点と科学的視点から流産を解き明かしてます。

ナカムラミツルさんの絵がとてもかわいいです。赤ちゃんの視点から書かれていて、どんなに短い命であっても意味があって生まれてきたんだと教えてくれます。

流産、死産、新生児死を経験された方だけでなく、家族、友人の方や経験されてない方にも呼んで頂きたい1冊です。

「誕生死」の第二弾。読者カードがそのまま載せられてる構成で、その分書いた人たちの気持ちがダイレクトに伝わってきます。

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