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 家族計画:その3

 
殺精子剤



あまり知られていない殺精子剤、使ったことのある人も少ないと思います。
殺精子剤には錠剤・ゼリー・フィルムの3種類がありました。すべてメンフェゴール、ポリオキシエチレンノニルフェニールエーテルという界面活性剤です。界面活性剤は精子の表面張力を低下させることによって、浸透圧バランスを崩すことで殺精子作用を発揮するのです。

2001年まで「マイルーラ」という避妊フィルムが発売されていましたが、ご存じでしょうか?薬局等ではコンドームと一緒に並べられてたりしましたが。この「マイルーラ」は殺精子剤です。でも今は製造中止になっています。

事実上、今販売されているのは錠剤とゼリーのみです。
錠剤は下で紹介しているネオサンプーンループ錠で、薬局等でも手に入ることがあるようです。がっ、ゼリーは今はほとんど販売されていないようです。通信販売等も調べてみましたが、見つかりません。

なので、ここでは殺精子剤のネオサンプーンループ錠について説明します。
錠剤は性交の約5分前に膣内奥深くに挿入します。錠剤は、膣の中で膣液にふれ発泡しながら溶けて、広がり初めて効果を発揮します。よって発泡、広がりが不十分であればその効果は不十分となり、十分な避妊効果が得られません。膣の浸潤度によっても発泡の程度は異なるために同じ人でも効果が一定とは限りません。また流れ出てしまった場合や、性交渉が1時間以上に及ぶ場合は再挿入しなければなりません。

単独の使用では避妊効果は十分でないと考えられるので、他の避妊法と併用することをお勧めします。


市販されている殺精子剤:例

ネオサンプーン ループ錠

殺精子剤メンフェゴールを有効成分とした避妊用膣薬です。
膣内で溶け、膣壁や子宮頚管部に密着し、殺精子効果を発揮します。溶けやすい錠剤です。



ペッサリー


ペッサリーは、周囲にスプリングの付いた直径7〜8cmの半球状のゴムの避妊器具です。
女性の膣内に挿入、子宮口にふたをし、精液の進入を防ぐというものです。女性用のコンドームと似た仕組みになっています。

ペッサリーは市販されておらず、膣の長さや子宮口の大きさには個人差があるので、産婦人科で計測してもらい、自分にあったサイズのものを選ばなければなりません。
洗ってくり返し使うことができ、2、3年はもちますが、同じく2、3年に一度は検診に行き、サイズの確認をしなければなりません。
また慣れるまでは装着も難しく、産婦人科での指導を受ける必要もあります。

サイズのあったもので正しく装着できていれば、かなりの避妊効果は得られるようですが、使っている人は少ないでしょう。
コンドームが容易に手に入るようになるまではわりと使われていたようですが、やはり洗って再利用、という点がなじみにくいのか、今はほとんど使われていません。

避妊リング(IUD)


IUDはIntra Uterine Device の略称で、「子宮内避妊器具」という意味です。
精子と卵子が出会って受精しても、子宮に着床しなければ妊娠には至りません。女性の子宮内にセットしておき、受精卵が着床しないようにするためのものです。
子宮内に入れっぱなしにしていても、違和感も痛みもありません。

避妊リングの形状は数多く、材質はほとんどが柔らかいループ状のプラスチックや、銅のリング状のものとなっています。
自分でとりつけるのことはできず、産婦人科の医師の診察を受けたのちに、子宮の適当な位置につけてもらいます。
出産の経験がない人は子宮口を開き避妊リングを挿入する際に痛みが強い場合もあるようです。

1度入れてしまえば、1〜5年はそのままで使用可能なので避妊法としては、かなり経済的です。でも定期的に検診を受ける必要はあります。
高い避妊効果はありますが、ごくまれに避妊リングの間をぬって着床し、妊娠することもあるようです。また子宮外妊娠等も起こり得ます。

また、避妊リングを入れたままだと妊娠しないので、妊娠を希望する際にはあらかじめ病院ではずしてもらう必要があります。

オギノ式


オギノ式は「排卵は次にくる月経前12〜16日目までの、5日間に起こる」という「荻野学説」に基づいています。
この5日間の「排卵期」に精子の生存する3日間を加えた8日間を「受胎期」とし、妊娠しやすい危険期間と考えます。
しかしそれでは失敗は多いので、その前後に2日の余裕をつけた12日間を「妊娠しやすい危険期間」=「避妊すべき期間」とする考え方です。

少なくとも過去6ヶ月間の月経周期日数の正確な記録をもとにして、その最長と最短期間から計算する必要があります。

でもオギノ式による避妊の失敗は多いので、この方法だけで避妊するというのは絶対にやめた方がいいでしょう。失敗の原因は多くは、避妊すべき期間の計算間違いです。
必ず他の避妊法と併用してください。

膣外射精法


射精の直前にペニスをぬいて、膣外で射精する方法です。
タイミングが遅れると、膣内に射精してしまうこともあります。またうまくいったと思っても、すでに精液が膣内に漏れている場合もあります。

これは避妊法と考えない方がいいですね。

 


【家族計画:その3】では避妊法の中から、「殺精子剤」「ペッサリー」「避妊リング(IUD)」等について説明しました。
【家族計画:その2】では、「基礎体温」「コンドーム」「ピル(経口避妊薬)」について説明しています。




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