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 基礎体温(BBT):その2

 
基礎体温表を読む


さて、基礎体温をはかり、表をつけはじめると誰もが思うこと・・・、それは「えーっ!ガタガター!」ということ。
でも焦らないでくださいね。とにかく最低でも2周期(約2ヶ月)はかってみましょう。
基礎体温は、昨日と体温と今日の体温とを比べるものではなく、もっと長い日数を見て体温が変化する傾向を大きくつかむことが大切なのです。
グラフを少し遠くからながめ、客観的な視点で見る方がいいです。細かい変化を見て判断することは避けましょう。


画像提供:mieの妊娠日記

この基礎体温表も1日1日を見ると、若干ガタガタのようにも思えます。
でも少し遠くから見てみましょう。画面中央付近、12月3〜6日の最低体温日を境に体温が全体的に上昇しているのが分かりますね。
この最低体温日を境にして、左側が低温期、右側が高温期です。そしておそらく体温が上昇する12月5〜7日に排卵が起こったと予測できます。

36.60℃とか36.80℃とか数字にとらわれてはいけません。それは人によって平熱が違い、また体温の変化の仕方は違うからです。同じ36.60℃でも低温期の人もいれば、高温期の人もいます。
低温期、高温期を判断するためには。自分の基礎体温の動きや傾向を全体的に把握し、そのうえで低温期や高温期にはだいたい何度何分になるかを判断しましょう。

ただし排卵の起こる日は人によって幅があります。一般的には低温期から高温期に移行するあたりに排卵があると考えられてますが、この日!と特定するのは難しいです。その前後の3日の間のどこか、くらいと思ってください。

妊娠を望む場合には


基礎体温が低温期と高温期に分かれている「二相性」であれば、卵巣の働きは正常で排卵も起きていると考えられます。

排卵された卵子の受精する能力は長くて約1日(24時間)、普通は数時間という短い時間です。一方精子は子宮に入ると3日間、長ければ1週間生きています。
この卵子と精子の寿命を考えると、排卵が終わってから精子が子宮内に入っても、精子がたどりつくまでに卵子が死んでしまっている可能性もあります。
そこで、妊娠を望む時こそ、毎日の基礎体温表が役に立ってきます。表を見ることで、月経が始まった日から数えて低温期が何日くらい続くか、だいたいの検討をつけることができます。

「月経が始まって6日目〜高温期の3日目まで」が妊娠の可能性のある時期であり、中でも「排卵のありそうな日の4〜5日前から排卵まで」が最も妊娠に期待できる時期です。

妊娠すると・・・


妊娠すると月経が止まりますが、月経がなくなったからと言って、必ずしも妊娠したとは限りません。
月経が少し遅れていることも考えられます。また妊娠のごく初期と月経直前の子宮の状態は、ほとんど区別がつきません。

基礎体温をつけていると早い時期に妊娠していることが分かります。
もし妊娠していなければ、普通、高温期は16日以上は続きません。でも、妊娠するとずっと高温期が続きます。まったく病気でもないのに、20日以上高温期が続くようなら妊娠したと考えられます。
この高温期は妊娠3〜4ヶ月(妊娠16週)くらいまで続きます。

妊娠に気付いたら、早めに受診しましょう。基礎体温の高温期だけは妊娠の正常か異常かを判断することはできません。例えば子宮外妊娠、胞状奇胎の場合も高温期が続きます。


画像提供:mieの妊娠日記

この基礎体温表は妊娠判明時のものです。
最低体温日付近を境に体温が上昇し高温期となり、そのまま下がることなく高温期が持続しています。

流産の前兆


妊娠の初期に急に体温が下がるような時は注意してください。自然流産の始まる前兆であることがあります。すぐに受診すべきか病院に連絡をしましょう。
ただしいつまでも基礎体温をはかり続けると心配材料になってしまいます。病院で妊娠が確定し、胎嚢(たいのう:赤ちゃんの入っている袋)、胎芽(たいが:初期の赤ちゃん)、胎児心拍が確認できれば流産の可能性は低くなります。このあたりで基礎体温をはかるのをやめにしましょう。

不妊症の診断材料にも


妊娠を望みながら性生活を営んでいても、2年以上妊娠しない場合を「不妊」と言います。こんなときにも基礎体温表は医師の診断材料として役に立ちます。
不妊にはいろいろな原因がありますが、3〜4周期分の基礎体温表があれば、卵巣の働きは正常か、排卵は起きているかをある程度判断することができます。
「不妊症かも?」と産婦人科を受診すると、「まず基礎体温をはかってみましょう。」と言われることがほとんどです。以前からはかっていれば、早くから他の検査や治療法を考えることができます。

不妊を心配して産婦人科を受診する時には必ず基礎体温表を持っていきましょう。

こんな場合は不妊の可能性が・・・


基礎体温が二相にならない・・・基礎体温が一相の場合は排卵が起こっていない、「無排卵」が考えられます。月経はある場合が多いですが、卵巣機能がさらに損なわれると無月経になります。妊娠が成立しないばかりか健康維持に問題が生じてくる場合もあるので、産婦人科を受診しましょう。

高温期が短い・・・高温期が10日以内と短かったり、低温期と高温期の温度差が少なかったりする(0.3℃未満)ときは黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が十分ではない「黄体機能不全」の可能性があります。黄体ホルモンは子宮内膜を整えて、受精卵を着床しやすくし、また初期の受精卵の発育を助ける働きをしていますから、分泌が不十分だと妊娠が成立しにくかったり、妊娠しても流産の原因になることもあります。妊娠を望む場合は受診しましょう。
低温期が長い・・・低温期が21日以上と長い場合、卵子の発育に時間のかかる「卵胞発育不全」の可能性があります。基礎体温が二相性であれば排卵はありますが、妊娠しにくい場合もあるので、妊娠を望む場合には受診しましょう。

避妊をする場合には


妊娠は精子と卵子が出会って起こりますから、排卵期に性交渉がなければ理論上妊娠することはありません。
でも、精子は子宮の中で約3日間は生きていますから、排卵の3日前に入った精子で妊娠することもあります。そして排卵はいつの日に起こるか、正確に予測することはできません。

基礎体温法で妊娠をさける場合は、「月経が始まって6日目〜高温期の3日目まで」は禁欲するか、他の避妊法を確実に使用する必要があります。
「高温期に入って4日目〜次の月経の5日目まで」であれば、妊娠の心配はありません。ただし基礎体温には変動があります。疲れや軽い風邪などのため微熱が出ることがあり、また測定前に動いた時は高めになります。
高温期に入ったと思ったのに、翌日にはまた低くなるということもあります。また低温期から高温期になる時に、階段状に2〜3日かかって上がることもあります。慎重に体温をはかりましょう。
確実に高温期に入ったのを十分確認すること、高温期に入っても3日目までは避妊が必要なことに注意しましょう。そして他の避妊法を併用した方がより確実です。

基礎体温法を活用するには、まず少なくとも2周期(約2ヶ月)毎日体温をはかってください。
そして低温期と高温期の区別(二相性)ができるかどうか確かめてみましょう。
体温の乱れのひどい人、更年期のため月経や体温が乱れはじめた人、熱の出る病気をした時、ホルモン剤を用いた時、ひどく疲れたり精神的なショックを受けた時などは、基礎体温から妊娠しない時期を見つけることは難しいです。
基礎体温法による避妊は、体温が低温期と高温期の二相性をはっきり示している場合に有効な方法です。




【基礎体温(BBT):その2】では、具体的な基礎体温の活用方法について説明しました。
【基礎体温(BBT):その1】では基礎体温の基本的な部分・・・、はかり方、表のつけ方について説明しています。




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