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 逆子(骨盤位)・横位

お腹の中の赤ちゃんは普通頭を下に向けて羊水の中に浮かんでいます。これを「頭位(とうい)」と言います。
一方、頭を上にした状態で足やお尻が子宮口の近くにある姿勢を「逆子(さかご)」または「骨盤位(こつばんい)」と言います。また赤ちゃんが横向きの姿勢を「横位(おうい)と言います。」
妊娠中期には赤ちゃんの位置はまだ定まっておらず、逆子の場合も多いです。でも赤ちゃんは頭が大きく重いですから、重力に従って自然に頭位になります。逆子のまま出産する人は3〜4%程度と言われています。
赤ちゃんの胎位によっては経膣分娩も可能です。すべてが帝王切開とは限りませんが、赤ちゃんにとっては危険性が高いので、最近では帝王切開が増加する傾向にあります。


逆子(骨盤位)



妊娠中期には半数近くの赤ちゃんが逆子です。でも妊娠30週頃には約15%ぐらいになります。そして逆子のまま出産する人は全体の3〜4%程度です。
妊娠7ヶ月で逆子と診断された場合は約90%、8ヶ月で約80%、9ヶ月でも約65%は自然に頭位になるという報告があります。
ほとんどの場合、重力に従って自然に頭位になるのですが、赤ちゃんが大きくなってくると子宮の中のスペースが狭くなり、回りにくくなるので頭位にするにはちょっとお手伝いが必要になります。

逆子の分娩では、頭より小さいお尻や足が先に出てくるので、赤ちゃんの体の中で一番大きな頭が通るほど産道が十分に広がらず、最後に頭が通り抜けるのに時間がかかると、その間にへその緒が頭と産道の間に挟まって圧迫され、血流が途絶えると赤ちゃんは危険な状態になります。

原因
子宮筋腫や、生まれつき子宮がハート形をしている双角子宮、胎盤が子宮口付近に位置している前置胎盤、狭骨盤などはスペース的に赤ちゃんが子宮の中で頭位になりにくい場合があります。また羊水過多や赤ちゃんが小さめの場合(早産など)は動き回るスペースが広いため、逆子になることがあります。でも大半はこうした異常とはまったく無関係のことが多く、大部分は原因が分かっていません。
また多胎妊娠でも比較的逆子は多いです。

逆子の分類と分娩方法


逆子の中では、赤ちゃんがお尻を下にしている「殿位(でんい)」が約80%と最も多く、ついで足が一番下にある「足位(そくい)」が約20%、赤ちゃんの膝が一番下にある「膝位(しつい)」は約1%となっています。

<経膣分娩も可能な場合>
単殿位
赤ちゃんのお尻が下で、両足を上に伸ばしV字型の姿勢をしている「単殿位(たんでんい)」は逆子の中で最も多い胎位です。赤ちゃんにとって、頭の次に大きいのはお尻ですから、産道が十分に広がりお尻から進んでこれば経膣分娩が不可能ではありません。
複殿位
赤ちゃんがあぐらをかいて座った姿勢をしている「複殿位(ふくでんい)」は足とお尻が同時に産道を通ると頭より大きくなり、最初は大変ですが、うまく進めば経膣分娩は可能です。姿勢が変わり、お尻から進んできても単殿位と同じですから経膣分娩は可能です。でも姿勢が変わり、足から進んでくるようなら緊急帝王切開になります。

<帝王切開になる場合>
全足位
赤ちゃんが両足で立った姿勢の「全足位(ぜんそくい)」、片足で立った姿勢の「不全足位(ふぜんそくい)」の場合は、細い足から出て最後に一番大きな頭が出ることになりますから、時間がかかり、赤ちゃんにとって危険ですから予定帝王切開になります。
全膝位
赤ちゃんが両ひざをついたような姿勢の「全膝位(ぜんしつい)」、片ひざをついたような姿勢の「不全膝位(ふぜんしつい)」も同様の理由で予定帝王切開になります。

足位や膝位でも経膣分娩は不可能ではありませんが、かなりの危険が伴うので100%予定帝王切開を勧められると思います。
また殿位でも経膣分娩には、NSTで異常がない、妊娠37週を過ぎている、推定体重は2500g以上などの条件を満たした上で、かなり熟練した技術を持った医師の介助のもと、いつでも緊急帝王切開に切り替えられる準備(ダブルセットアップ)をして行われます。最近では殿位でも、頭位での分娩よりは赤ちゃんにとって危険性が高いので、最初から帝王切開になる場合が多いです。
特に初産婦さんの場合は分娩の進行に時間がかかるので、帝王切開を勧められることも多いです。
産院によっては、逆子は全例予定帝王切開というところもあります。

ただし双胎で、1人目ちゃんが頭位で生まれたあとなら十分に産道が広がっているので、2人目ちゃんが逆子でも経膣分娩可能とすることも多いです。

横位




逆子と同様に、妊娠中期には赤ちゃんの位置はまだ定まっておらず横位の場合も結構あります。でも妊娠週数が進むとともに多くは頭位に、又は逆子(骨盤位)に自然に回転します。出産まで横位のままなのは0.3%程度です。

横位のままでは、赤ちゃんの肩や手が先に進み、それ以上の体はせまい産道を通ることはできないので、経膣分娩は不可能です。予定帝王切開になります。

原因
原因は逆子の場合と同じです。でも大半はこうした異常とはまったく無関係のことが多く、大部分は原因が分かっていません。




逆子を直す


逆子と診断されても、ほとんどの場合重力に従って自然に頭位になります。でも赤ちゃんが大きくなってくると子宮の中のスペースが狭くなり、回りにくくなるので頭位にするにはちょっとお手伝いが必要になります。

逆子体操
(胸膝位:きょうしつい、膝胸位:しつきょうい、KCP:Knee Chest Position)


・四つんばいになり、顔と胸を床につけます。
・お尻はできるだけ高く上げます。
・5〜15分間、この姿勢のまま静止。
・最後に赤ちゃんの背中が上になるよう、横向きに寝て、10分間。(右向きか左向きかは医師の指示に従ってくださいね。)

<注意>
・必ず医師の指示のもと、行うようにしてください。体操のために張り止めの薬を処方されることもあります。
・まずは短時間から無理のないように1日1回。少しずつ時間をのばしましょう。
・腹帯やガードルなど、お腹を締め付けているものは取って、リラックスした状態で行いましょう。寝る前なんかおすすめです。
・お腹が張る、気分が悪いときはただちに体操を中止してください。



外回転術

医師がお腹の外側から力を加えて赤ちゃんを回転させる方法ですが、危険を伴うので最近では行っているところは少ないようです。
無理な力を加えることによって、陣痛を誘発し、早産につながることがあります。また臍帯(へその緒)がからまって結節(結び目)ができたり、強い巻絡(赤ちゃんにからまる)になると赤ちゃんの命に関わります。何より怖いことは臍帯や胎盤を引っ張ってしまい、胎盤がはがれる(常位胎盤早期剥離)と母子ともに命の危険にさらされます。

熟練した医師により、超音波検査下で臍帯や胎盤の位置を十分に確認、張り止めの薬(子宮収縮抑制剤)の投与、もしもの場合も緊急で帝王切開ができ、生まれた赤ちゃんをすぐにNICUに搬送できる、これらの条件を満たした上で行われるべきでしょう。

メモルは妊娠24週〜31週までずっと逆子と診断されていました。31週の時点で逆子体操を指示され、1週間頑張りました。すると体操のおかげか、偶然か、次の診察時には頭位になっていました。以降ずっと頭位のままでした。
今までの助産婦としての経験もふまえてのメモル個人の意見としては、自分の場合だったら逆子であれば絶対帝王切開を選択します。逆子体操はしても、外回転術までは受けません。
逆子分娩で元気に生まれた赤ちゃんも知っています。適切な診断ができ、熟練した分娩介助の技術を持った医師ならばおそらく大丈夫です。だけどやはり危険性が高いのは確かです。
逆子分娩にトライする時は、その危険性を十分に説明を受けてくださいね。





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