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妊娠・出産・おっぱい・育児情報〜Happy Birth〜赤ちゃん>出生直後の計測と処置

 出生直後の計測と処置

赤ちゃんは生まれた瞬間からお外の新しい環境への順応を始めます。
今まで羊水の中にいた赤ちゃん、お外の世界に出てきてまずしなければならないのは肺での呼吸。赤ちゃんの「おぎゃぁ〜!」という産声、これが肺呼吸の第一歩です。

赤ちゃんが新しい環境に適応できるかどうか、十分にその力を持っているかどうか、保育器に入らなくてもいいかなどの観察のため、誕生直後の赤ちゃんには医師や助産師によりいろいろな計測や処置が行われます。


赤ちゃんの計測と処置いろいろ


お産を終えたママは産後の出血や子宮の収縮などの経過の観察のため、しばらく安静にしています。その間に赤ちゃんもいろいろな計測や処置を受けます。ママも横目で見ちゃいましょう。
処置の内容や方法、順番は産院によって様々です。


アプガースコアの採点

皮膚色、心拍数、刺激に反応、筋緊張、呼吸の5項目を調べるのがアプガースコア。
各項目を満たしていれば10点です。7点以上は心配ないのですが、6点以下の場合はその後の経過を慎重に観察します。
(詳しくは【アプガースコア】を参照してね。)

体重測定

正期産で生まれる赤ちゃんの平均は3000g。赤ちゃんは裸のまま、体重計の上に乗せられます。タオルなどが敷いてある場合は、その重さを引いたところで0にセットされています。最近では2g、5g又は10g単位のデジタルの体重計がほとんどです。
体重計の上で赤ちゃんが泣いて動いてると、なかなか数字が止まらなくて困っちゃう時もあります。o(⌒▽⌒)ツ
パパやママにとっては忘れることのない大切な数値ですよね。

身長測定

正期産で生まれる赤ちゃんの平均は50cm。身長計やメジャーを使って、測ります。
元気な赤ちゃんほど、生まれた直後からひざを曲げてM字型に足を開いています。身長を測る時はなるべく足を伸ばしますが、股関節脱臼の心配があるのでなるべく短時間にすませてます。

頭囲測定

正期産で生まれる赤ちゃんの平均は30〜35cm。まゆ毛のあたりにメジャーをあてて測ります。
赤ちゃんは体よりも頭が大きいので頭囲は胸囲よりも大きいです。
見た目にも頭が大きくて4頭身です。

胸囲測定

正期産で生まれる赤ちゃんの平均は30cm前後。お乳のあたりにメジャーをあてて測ります。
頭囲より1〜2cm程小さいのが平均です。
赤ちゃんはお腹がぷくぷくしているので、見た目には胸囲が小さく見えます。

ネームバンドの装着

赤ちゃんの取り違いを防ぐために、ママの名前を書いたネームバンドを赤ちゃんの手首や足首に装着します。産院によってはママもおそろいの番号入りのネームバンドをつける場合もあります。また赤ちゃんの足に油性ペンや特殊なインクで名前を書く場合もあります。
退院までこのネームバンドははずしません。

吸引

赤ちゃんは生まれた直後に産声をあげることで肺呼吸をはじめます。その呼吸を助けるために、細い管を鼻や口から入れて気管内の羊水や粘液を吸い出してあげます。羊水や粘液が多く残っていると呼吸のたびにからまるので、ていねいに吸引します。

点眼

もしもママの産道に細菌感染を起こすような菌があると、赤ちゃんの目が炎症を起こしてしまう場合があります。それを予防するために生まれてから30分以内に抗生物質を含む目薬を点眼します。赤ちゃんみんなに行われます。

おへその消毒

胎盤につながっていた長いへその緒を切り、赤ちゃんのお腹には2〜3cm程へその緒の一部が残っています。出血を防ぐためにへその緒にはクリップをつけたり、糸で結んだりしてあります。
切断面から細菌感染が起こらないように十分に消毒をして、乾燥させます。ガーゼで覆う場合もありますが、最近ではそのままの場合も多いです。

検温

赤ちゃんの体温を測ります。
生まれた直後の赤ちゃんの体温はお尻の穴に肛門計を入れて直腸の温度を測ります。これは直腸や肛門に奇形がないかの観察も兼ねているんです。
生まれた直後は37〜38度と高めですが、すぐに低くなってしまうので保温には気を付けています。

呼吸数

胸の動きを数えたり、聴診器を胸にあてて呼吸の音を聞いて、測ります。
生まれた直後の赤ちゃんの呼吸は少し早めです。でも徐々に1分間に40〜50回程度に落ち着いてきます。
呼吸をする力が強いか弱いかは、赤ちゃんが元気かどうかを知る大事なポイントです。泣き方が強いか、弱々しいかでも、呼吸する力の程度が分かります。
呼吸数を数え、あまりにも速くて浅い場合は吸引をして気管内をきれいにしたり、心臓に問題がないかを検査します。

心拍数

聴診器を胸にあてて測ります。
赤ちゃんの心拍数は1分間に120〜150回程度が平均です。
100回以下だと少し心配になります。妊娠中に分かる赤ちゃんの心臓の異常は限られているので、生まれた直後に心拍数の確認をするのはとても大切なことです。
心拍の数と同時に大きな心雑音がないかも聴いています。

全身の観察

ママが生まれて一番知りたいのは五体満足か、ということではないでしょうか? 妊娠中の超音波検査で分かることもありますが、生まれてから改めて全身の観察を行います。

手足・・・指に数や形の異常がないかを観察します。また元気な赤ちゃんほど手足を曲げ、手はW型、足はM型をしています。

・・・上唇が割れている口唇裂はないか、上顎が割れている口蓋裂はないか、観察します。口蓋裂の観察は赤ちゃんが泣いて大きく口を開けているところを覗き込んで見ます。

・・・赤ちゃんの前頭部には頭蓋骨のつぎめに隙間(大泉門)があります。触ると菱形のようになっています。これが大きすぎないか、小さすぎないか、膨張していないか、陥没していないかを観察します。

鎖骨・・・産道を通る時に無理な姿勢になり鎖骨を骨折していないかを観察します。指で触って確かめます。

股関節・・・生まれつきの脱臼(先天性股関節脱臼)はないか、赤ちゃんの股関節を開き、観察します。

お尻・・・検温をしながら、直腸や肛門の奇形(鎖肛)はないかを観察します。またお尻の割れ目の上にこぶがあったり、穴が開いていないかを観察します。これは二分脊椎という病気がないかの観察です。

性器・・・男の子、女の子ともに性器に異常がないかを観察します。また男の子は陰嚢(袋)の中に睾丸(タマタマ)が2個とも降りているかも大事なチェックポイントです。

・・・生まれたばかりの赤ちゃんは特に手先足先が紫色です。でも呼吸がしっかりできるようになると全身きれいなピンク色になります。時間が経っても紫色のままの場合は呼吸や心臓に異常がないか、検査します。生まれた赤ちゃんには胎脂(たいし)という白いバターのようなものがついていることもありますが、徐々に吸収されていきます。また背中や肩などに毳毛(ぜいもう)という産毛がいっぱいのこともあります。成長とともに抜けていきます。

反射・・・赤ちゃんが生まれながらに持っている「原始反射」、赤ちゃんの筋緊張が正常かの観察ができます。モロー反射や吸啜反射、ペレー反射、歩行反射、把握反射を見ています。

その他・・・その他、外表奇形がないか、観察します。


第一沐浴(産湯)

赤ちゃんにとって生まれて初めてのお風呂です。体中についた羊水や血液、胎脂をきれいに落とします。
最近では生まれてすぐの沐浴は赤ちゃんの体温や体力を奪ってしまうので、しばらく経ってからや翌日にすることの方が多くなっています。

カンガルーケア

ママの胸の上で裸の赤ちゃんを抱いてあげます。
ママの体温で赤ちゃんの体温も保つことができ、また呼吸も落ち着いてきます。おっぱいを吸わせてあげることもできます。
(詳しくは【カンガルーケア】を参照してね。)

着衣

赤ちゃんにおむつ、産着を着せます。産着は肌着タイプやシャツタイプと産院によって違います。赤ちゃんは頭が大きく、頭から体温が逃げてしまうので保温のため帽子をかぶせる場合もあります。

 



もしも赤ちゃんに心配な点があれば、保育器に入ったり、小児科医によって改めて検査したり、引き続き経過を慎重に観察します。




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